新型肺炎コロナウイルスが猛威をふるっています。
新しいウイルスなので、まだまだ未知な世界です。
しかしながら、確実に対策・治療のための研究等が行われています。
ヒトが勝つか、ウイルスが勝つか。良い方向に向かってほしいと願ってやみません。

「田舎の東北だから…」「都会の話…」ではありません。

いまや、様々な地方に海外の観光客が来てくださっています。
故に、ここ、岩手も、関係ないことはありません。

とにかく、今できることはインフルエンザと同等に、咳エチケット、手洗い、うがい、と言われています。

特に手洗いは、石けんで洗うだけでもかなりの菌を死滅させることができるようです。水だけでもある程度洗浄することができるそうですので、今自分がおかれている状況に合わせて、対策をとっていくのが良いのかもしれません。

普段、何気なく過ごしている日常に「清潔にする」という意識に集中して生活している人は、なかなかいないと思います。
こうやって、集団で過ごし、子ども達を守る為の場で初めて「清潔にする」という行為をし、意識が生まれている私たちでさえ、改めて自分の生活ではどうかと、考えてしまいます。

ですから、いま、溢れている情報の中で、「デマ」と呼ばれている誤った情報には惑わされないようにしていきたいものです。
流している情報源はどういう心理なのか、問うてみたいところですが、どうぞ、適切に警戒をした方が良いかと思われます。

また、消毒系の液体(特にアルコール)や使い捨てマスクが、どの店舗にいっても、業務用の通販にいっても、品切れの文字、お一つまでという限定がついております。みんなの意識が一気に向いてしまって「占める」ことが起きているようです。

マスクが売れきれる、そんなこと、想像もしなかったことです。
普段から「清潔にする」ということが、今できなくなり始めているのかもしれません。

子どもであれば、おむつ交換の時にお尻拭きで清拭して上げることで、かぶれを防げます。鼻水を拭いて上げて、いつまでも顔にとどまらせないようにすることで風邪の蔓延を防ぎ、他接触感染も防げるなど、「清潔にする」ことの大切さは身近で感じている毎日。

当たり前だった日常は、普段の積み重ねだった。そんな気がしてならないのです。

子ども達を守れるのは、大人しかいません。過剰にならず、背伸びせず、おかれた状況にあった対策で「清潔にする」を意識してみたいものですね。